奈良先端科学技術大学院大学が実施する『NAIST STELLA プログラム:「共創」が育む主体性の未来』は、高校生・高専本科生を対象に、多彩な講義・演習・サイトビジット等を通じて、科学技術と探究・研究を学ぶ教育プログラムです。
4回目となる今年度は、選抜の結果、全国から40名の受講生を迎え、プログラム最初のイベントとして、8月19日~21日の3日間にわたり、スタートアップ合宿を開催しました。
1日目は本学において、奈良県教育委員会事務局高校教育課長 尾崎慈昭様からのご挨拶にて開講式を実施しました。
続いて、コンテンツプロデューサーである福田和代様による「科学技術分野における女性の国際的活躍」に関する講義、受講生とメンター教員との顔合わせ、未来技術推進協会の認定ファシリテーターである杉田博幸様、杉田純子様によるSDGsに関する講義とボードゲームを実施しました。
その後、宿泊施設へ移動し、アイスブレイクセッションとして、受講生による自己紹介と第二段階「究める」受講生・修了生による活動・成果報告①を行いました。
2日目はサイトビジットとして、国際日本文化研究センターとDMG森精機㈱伊賀事業所を訪問しました。国際日本文化研究センターでは、太田奈名子准教授による「国際的研究者になるために」と題した講義の後、センター所蔵の貴重資料を解説していただき図書館内を見学しました。また、DMG森精機㈱伊賀事業所では、小林龍一部長による会社紹介と「設計・生産と工作機械」に関する特別講義を受け、工場を見学しました。
夕食後には、第二段階「究める」受講生・修了生による活動・成果報告会②を行った後、修了生による質問形式のセッション「OG・OBセッション ステラ受講生の今昔(いまむかし)」を行いました。
3日目は、関西光量子科学研究所へのサイトビジットを行いました。近藤康太郎主任研究員と赤松憲プロジェクトリーダーによるスーパーサイエンスセミナーを受講した後、実験棟の見学およびワークショップとして、セロハンテープを用いた光の実験を実施しました。
3日間の合宿を終えて、普段は見られないような施設や資料の見学、貴重な講義、第二段階「究める」受講生・修了生による活動・成果報告の聴講、さらに共同作業を通じて、参加した受講生の探究・研究への期待が深まったように感じました。サイトビジット先では、受講生から鋭い質問が活発に行われ、探究・研究の世界へ飛び込むスタートにふさわしい合宿となりました。
今後は各人がメンターとなる教員や大学院生の指導の下、それぞれの探究・研究を進めていきます。