本学の公募情報が出ていることを知ったとき、情報科学研究科で助教として働いた経験のある夫に相談をしたら、研究環境がよいことはもちろん、女性研究者支援が充実していることも理由に応募を強く勧められました。特に、出産や子育てなど女性の支援が多いのがNAISTに応募した理由の一つでした。
本研究費は主に旅費として使わせていただきました。前職が文系の職場で、着任当時、私の専門分野の最新動向がよくわからなかったこともあり、さまざまな学会に参加しました。私の専門分野は、パソコン及びモニタがあれば研究ができ、準備しなければならない専用設備が必要というわけではないのですが、本研究費のおかげで、情報収集と、同じ分野の研究者らとの意見交換の機会を得られてよかったです。
助成期間は1年間よりも2年間のほうが有り難いですね。着任したばかりの頃は、ばたばたしていたので、もうすこし余裕があればよかったと思います。
(平成29年6月)