バイオサイエンス研究科植物分子遺伝学講座の島本功教授らの研究成果が、(社)国立大学協会の情報誌JANUに掲載されました!

お知らせ 2010/01/20

本学バイオサイエンス研究科の島本功教授らのグループが発見し、注目を集めた成果「花を咲かせるホルモン」が、(社)国立大学協会が発行する情報誌「JANU Quarterty Report vol.15(2009年12月号)」に掲載されました。

研究グループが発見した植物のホルモン(花成ホルモン、フロリゲン)は、思い通りの時期に花を咲かせることができる物質で、「夢のホルモン」として70年前からその存在は提唱されていましたが、これまで解明には至っていませんでした。島本教授らは、イネの花成を促進する遺伝子(Hd3a遺伝子)の働きに着目し、この遺伝子により作り出されるタンパク質の中から、世界に先駆けてこの物質を見つけることに成功しました。

この研究成果は、平成19年4月19日発行の米科学誌「サイエンス」に掲載され、発表後多数のメディアに取り上げられています。

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