「元気な日本復活特別枠」のパブリックコメントについて(学長からのお願い)(2010/10/06)

お知らせ 2010/10/06

平成22年10月6日

教職員、学生等全ての構成員 各位

                                                                      学 長  磯貝 彰

                「元気な日本復活特別枠」のパブリックコメントについて(学長からのお願い)


政府の平成23年度予算概算要求については、既に周知のとおり、社会保障費等を除き、全体を縮減した上で、「元気な日本復活特別枠」が設けられ、この特別枠により各府省の増額要望が行われております。そして、現在、この特別枠による各府省の要望事業に対する、国民からのパブリックコメントの受付が9月28日(火)から開始されており、締め切りは、10月19日(火)午後5時までとなっています。

このパブリックコメントの結果は、今後、政府において開催される「評価会議(仮称)」の基礎資料とされることになっております。

今回の特別枠による文部科学省の要望事業には、大学の教育研究や学術研究に関するものが含まれており、これらの要望が評価会議で認められない場合、大学関係予算は、大幅減額となり、大学の教育研究等の活動に深刻な打撃を受けることから、大学の教育研究に担う教職員をはじめとする構成員が積極的に意見を送ることが重要であると考えます。

また、国立大学協会をはじめ、日本学術会議など関係する団体・機関等からも積極的な対応等を求められているところであります。

具体的には、官邸の下記のウェブサイトにアクセスし、「省庁別」から次の事業を選択し、ご意見を入力することになります。お一人で意見を付すことができる事業の数に制限はありません。

■官邸ウェブサイト
http://seisakucontest.kantei.go.jp/
府省別:文部科学省 → 要望事業一覧 → 当該事業

本学関連事業
1.事業番号1904
「学習者の視点に立った総合的な学び支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム」
 (国立大学の授業料免除枠の拡大、無利子奨学金の拡大等が含まれています。)

2.事業番号1905
「「強い人材」育成のための機能強化イニシアティブ」
 (国立大学法人運営費交付金特別分の新規プロジェクト経費(本学の「グリーンフォトニクス研究教育推進拠点整備事業」、「産学連携・分野横断による実践的IT人材養成推進事業」、「国際共同研究と連動したバイオ・ナノ・IT分野大学院教育の国際展開イニシアティブ」等)が含まれています。)

3.事業番号1906
「成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ」
 (科学研究費補助金のうち若手研究者チャレンジ支援、特別研究員事業(PD)の拡充等が含まれています。)

4.事業番号1907
「元気な日本復活!2大イノベーション」
(ライフ・イノベーション、グリーン・イノベーション関連の事業等が含まれています。)

意見を入力するためには、ユーザー登録を行い、氏名等を入力して頂くなどの手続きが必要です。教職員並びに学生等構成員の皆様には、大変お忙しいなか、お手数をおかけしますが、今回のパブリックコメントが、今後の大学の教育研究並びに学術研究等に重要な影響を与えることが想定されますので、出来るだけ多くの方が意見を送信頂けますことを、強く期待いたします。

今回の趣旨等をご理解の上、対応頂きますことをお願い申し上げます。

参考資料(PDFファイル)
・特別枠要望の状況
・文部科学省 要望枠10項目
・「政策コンテスト」の流れ(イメージ)

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