山田康之元学長及び山中伸弥栄誉教授の文化勲章受章が決定(2012/10/30)

お知らせ 2012/11/01

山田康之本学元学長・名誉教授及び山中伸弥本学栄誉教授(京都大学iPS細胞研究所長)の文化勲章受章が決定しました。

山田元学長は1994年11月に本学バイオサイエンス教授に就任し、評議員、遺伝子教育研究センター長を歴任した後、1997年4月から2001年3月まで学長を務められました。

山 中教授は、1999年12月に本学遺伝子教育研究センター助教授として赴任後、2003年に教授に昇任、2004年10月に京都大学に異動後も2005年 3月までは本学遺伝子教育研究センター教授を兼任、2005年4月から2007年3月までは本学バイオサイエンス研究科客員教授として勤務されました。

磯貝学長コメント

山田康之名誉教授、山中伸弥栄誉教授の文化勲章受章をお祝いして

この度、山田康之先生、山中伸弥先生の文化勲章のご受章が決定し、11月3日に皇居で文化勲章を受けられる予定である。誠におめでたいことである。

山 田先生は、本学の創設時から、本学の運営にかかわり、1994年からはバイオサイエンス研究科教授として、植物分子細胞生物学のご研究で世界的な研究成果 を上げられ、日本における植物バイオテクノロジーの草分けとしてこの分野を牽引された。また、1997年からは本学の第二代学長として本学の発展に多大な 貢献をされた。山中先生は、1999年本学の助教授として採用されiPS細胞についての研究の礎を築かれ、iPS細胞の樹立という、生物学上の革命的な研 究成果を上げられ、本年度のノーベル生理学・医学賞を受賞されることとなった。

山中先生が本学の遺伝子教育研究センターの助教授に採用さ れたとき、山田先生は、本学の学長であられ、いろいろお話もされたと聞いている。このようにお互いが旧知の本学関係者が同時に文化勲章という大きな章を受 章されることは、本学にとっても誠にうれしいことであり、お二人に、本学を代表して改めてお祝いを申し上げるとともに、本学の存在を世に示していただいた ことに、お礼を申し上げたい。本学の教職員は、お二人の偉大なご業績を一つの支えにして、本学のさらなる発展に努力していくことをお約束したい。

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