第6回新産業創出支援研究成果報告会を開催(2013/02/27)

イベント報告 2013/03/26

2月27日(水)、本学は、(公財)奈良先端科学技術大学院大学支援財団との共催により「第6回NAIST発 新産業創出支援研究成果報告会」を高山サイエンスプラザの大研修室にて開催しました。

「新 産業創出支援事業」は、本学で生まれた研究成果や技術シーズを産業界で積極的に活用してもらうために、関西地域の中小企業・ベンチャー企業等が、本学と連 携して実用化に向けた研究開発に取り組む場合に、研究開発費用の一部を支援する事業です。本報告会は、この支援を受けた研究成果を本学教員と企業研究開発 担当者が共同で報告するもので、今年度で6回目になります。

当日は、産業界等から42名の参加があり、支援財団の小山博之専務理事による挨拶の後、4件の研究課題について講演(報告)が行われました。

■指モデルを用いた指先力計測システムの高精度化
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授 小笠原 司
株式会社テック技販 代表取締役 纐纈 和美

■不可視マーカを用いた高精度位置姿勢推定システムの実用化
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 准教授 神原 誠之
ユニチカスパークライト株式会社 平野 信義

■プリンテッドディスプレイの実現を目指した半導体薄膜塗附技術の開発
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 准教授 石河 泰明
テクノス株式会社 事業企画推進部 チーフエンジニア(博士) 神戸 和子

■高導電性薄膜作製を目指したカーボンナノチューブの新規可溶化法の開発
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 准教授 池田 篤志

また、講演終了後に、研究課題に関する本学研究施設の見学会を実施し、担当教員が研究テーマである機器及び研究設備の実演や説明を行いました。見学会では研究成果をより具体的に確認することができ、教員と活発な質疑応答が行われ、参加者からも好評を得ました。

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