留学生見学旅行を実施(2015/06/07)

イベント報告 2015/06/17

本学では、日本の文化・歴史に触れる事により、留学生の知見を深め、留学生同士のより一層の交流を図る事を目的として、毎年、留学生見学旅行を実施しています。今回は、6月7日(日)、奈良の歴史や食文化について学ぶため、桜井市、宇陀市への体験見学旅行を実施しました。

参加した留学生30名は、まず、日本のそうめん発祥の地とも言われる桜井市三輪地区の「三輪そうめん山本麺ゆう館」を訪れ、そうめんの手延べ作業を体験しました。留学生たちはスタッフの指導を受けながらも、器用に道具を使ってそうめんを延ばしていました。

その後、一行は談山神社を訪問。重要文化財の十三重塔と拝殿を見学した後、神職から神社の歴史について説明を受けました。

最後は、重要伝統的建築物群保存地区に選定されている宇陀市松山地区を訪れ、江戸時代から残る歴史ある街並みを散策しました。かつての薬問屋を一般に公開している「薬の館」では、地域ボランティアの案内のもと建物内部を見学し、伝統的な商家の暮らしぶりを学びました。

好 天にも恵まれ、学内での研究生活とは違う環境で奈良の歴史・文化を体験することができた留学生からは「そうめん作りを実際に体験できて楽しかった」、「神 社や古い町家を見学して日本の歴史の勉強になった」などの感想が寄せられ、今回も、参加者たちにとって大変有意義な旅行となりました。

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