「データ駆動型サイエンス実習シリーズ(サマーセミナー)」を開催(2018/7/19~8/3)

イベント報告 2018/08/28

 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)データ駆動型サイエンス創造センター(DSC)は、7/19(木)・7/20(金)・7/26(木)・7/27(金)・8/2(木)・8/3(金)に「NAISTデータ駆動型サイエンス実習シリーズ」としてサマーセミナーを開催しました。

 NAISTデータ駆動型サイエンス実習シリーズは、企業や大学の研究者・技術者および学生を対象にデータ駆動型サイエンスの講習・実習を行うことで、データサイエンス人材の育成を図るとともにデータサイエンスを広く社会に普及させることを目的に開催されました。

 今回は第1回として、ケモインフォマティクスの世界的権威であり本年4月にNAISTの客員教授に着任したJohann Gasteiger博士を招き、講義を行うとともに、NAIST・DSCのメンバー(船津研究ディレクター、金谷教授、池田教授、畑中特任准教授、宮尾准教授、小野准教授、江口研究員)による統計学、ベイズ統計学、多変量解析学の講義、およびRプログラミング言語を用いた実習、さらに、計算化学、生物学とインフォマティクスにおける研究トピックスの講演を行いました。また、NAIST・DSCの中村センター長から、「DSCは今回の分野のみならずデータサイエンスの発展を目指しており引き続き皆様からの協力を仰ぎたい」との挨拶がありました。

 本サマーセミナーは43名が受講し、予定した会場がほぼ満席の状態で専門性の高い活発な議論が行われ、社会におけるデータサイエンスの必要性・重要性がますます高くなっていることが伺われました。NAIST・DSCは、データ駆動型サイエンス実習シリーズを来年度以降も継続して実施し、データサイエンス人材の育成とデータサイエンスの普及により社会へ貢献していきます。

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