〔プレスリリース〕記憶に残る快適ナビの公開デモ展示と実証実験 in 宮津 ―ビッグデータとAIから見える安全安心なComfortable Smart Cityへ向けて―

研究成果 2018/10/03

 京都大学大学院情報学研究科 アダム・ヤトフト 特定准教授、京都産業大学情報理工学部 秋山豊和 教授、河合由起子 同教授、奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構 若宮翔子 博士研究員、荒牧英治 特任准教授、九州大学システム情報科学研究院 川崎洋 教授らが研究開発した「多様な歩行者への安全かつ魅力的で覚えやすいルート推奨システム」を宮津市の和火(やわらび)にて公開デモ展示し、一部の実証実験を行います。

 総務省SCOPE重点領域型研究開発(課題番号#171507010)の一部委託をうけ研究開発した「記憶に残る快適ナビ〜ビッグデータとAIから見える安全で安心なComfortable Smart Cityへ向けて〜」を、京都産業大学と包括連携協定を締結している宮津市において開催されるイベント和火2018(やわらび2018)において公開デモ展示し、実証実験を行います。展示では、SNSデータやGoogleストリートビュー画像データから地理上の(1)Visual diversity(視覚的多様性)、(2)Color(色彩)、(3)Comfort(快適さ)を分析・抽出することで、発見性の高いルートや緑の多いルート、母親にとって安心なルートといった安全安心で心地良いナビをデモンストレーションします。また、実証実験では、人気の店舗や名所、人通りの多い通りや、昼間と夜といった時間帯により変化するそれらをランドマークとして抽出することで目的地までスマホのルックアップ回数を減らすことができ記憶に残る散策ナビのアプリの提供に加えて、事前承認による属性付き人流データ収集と分析を行います。

台風接近のため、イベント及び実証実験を中止とさせていただきます。

  • 開催日 :10月6日(土)~7日(日)
  • 開催場所:宮津市浜町「道の駅 海の京都」内展示ブースおよび亀ヶ丘児童遊園展示ブース

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