男女共同参画シンポジウム「男女パートナーシップによる先端科学研究の活性化」を開催(12/5)

イベント報告 2008/12/05

12月5日(金)、本学ミレニアムホールにおいて、「男女パートナーシップによる先端科学研究の活性化」と題したシンポジウムを開催しました。

このシンポジウムは、大学におけるワーク・ライフ・バランスの実現に向け、平成20年9月18日付で設置した男女共同参画準備室の活動の一環として、女性研究者支援に対しての学内教職員の意識向上を図るために実施されたものです。

我が国は、他の先進国と比べ、女性の昇進、管理職への登用等の社会進出が遅れており、特に自然科学系の大学・研究所においてはその傾向が大きく、ワーク・ライフ・バランスの実現に対してこれまで以上の取り組みが求められています。このような状況を踏まえ、今回のシンポジウムでは、相馬芳枝産業技術総合研究所男女共同参画室 参与から「女性研究者が活躍するために」と題して、大坪久子東京大学分子細胞生物学研究所講師から「女性研究者の活力を先端科学分野に生かすには~第2回男女共同参画学協会連絡会大規模アンケート結果より~」と題して講演があったほか、パネルディスカッションを行いました。

また、パネルディスカッションでは、パネリストに相馬芳枝産業技術総合研究所男女共同参画室参与、大坪久子東京大学分子細胞生物学研究所講師、富﨑松代奈良女子大学理学部教授、安田國雄奈良先端科学技術大学院大学学長、井上美智子奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科准教授、モデレーターに布下正宏奈良先端科学技術大学院大学特任教授を迎え、「男女共同参画社会の先端科学教育研究」をテーマに白熱した討論が盛大に繰り広げられました。

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