バイオサイエンス研究科の滝沢琢己助教が文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞(2010/04/13)

受賞 2010/04/22

バイオサイエンス研究科・分子神経分化制御学講座の滝沢琢己助教が、平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞し、4月13日(火)の正午から、京王プラザホテル(新宿区西新宿2-2-1)で表彰式が行われました。
「若手科学者賞」は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究など、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者に対して贈られる賞で、今回の受賞は、神経幹細胞制御に関する遺伝子発現機構の一端を解明したことが評価されたものです。

【受賞者】
滝沢琢己 (39歳)
現職  国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 助教

【研究テーマ】
神経幹細胞制御に関するDNAメチル化と遺伝子配置の研究

【業績】
今回の受賞対象となった研究テーマは、神経細胞が作られる際の遺伝子発現機構についてです。
脳の発生過程で、発生段階依存的に異なる細胞種を生み出す機構の詳細は不明でありました。今回DNAメチル化が神経細胞分化時期の制御に関与していることを明らかにすると共に、さらに、アストロサイト特異的遺伝子座の核内での配置が分化過程で変化すること、およびそれが転写活性と密接に関連することを示しました。本研究成果は、難治性中枢神経疾患の再生医療開発に向けた神経幹細胞制御の基礎的研究の発展に寄与するものと期待されます。

【受賞についてのコメント】
この度は、このような立派な賞を受賞することができたことを大変うれしく、また光栄に感じます。今回の受賞は、これまで指導してくださった中島欽一教授、また田賀哲也教授(現 東京医科歯科大学)、森川昭廣元群馬大学教授、荒川浩一教授(群馬大学)をはじめ、多くの方々のご指導、ご協力の賜と深く感謝しています。今回の受賞を励みに、さらに新しい発見、楽しいサイエンスを目指して研究を展開していきたいと思っております。

【関連リンク】
平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について(文部科学省ホームページ)

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