バイオサイエンス研究科の高橋淑子教授が広島大学長表彰を受賞(2010/11/24)

受賞 2010/12/06

バイオサイエンス研究科分子発生生物学講座の高橋淑子教授が、第9回(平成22年度)広島大学長表彰を受賞し、11月24日に広島大学にて表彰式が行われました。

広 島大学長表彰は、教育・研究や社会貢献等で特色ある顕著な業績を挙げ、広島大学の発展に貢献した広島大学の教職員及び学外の個人等に対して平成14年度か ら実施されているもので、今回の表彰は、高橋教授が、ニワトリの胚発生の研究を基礎に、タンパク質の「エフリン」が体節形成の際の細胞の切断と整形の司令 塔になることを突き止めた業績などにより本年の猿橋賞を受賞するなど、その先駆的な研究が国内外から高く評価されたことが、広島大学出身者として広島大学 の発展に顕著な貢献をされたと認められたものです。

【高橋教授のコメント】
この度は、このような栄えある賞をいただき大変光栄で す。広島大学は中・四国地方を代表する総合大学として、学生が人生を謳歌するためのすばらしい環境を整備しておられます。私の広島大学時代といえば(広島 市の千田キャンパス時代)、多岐にわたるさまざまな講義の中から、文系、理系にかかわらずおもしろそうな講義を自ら探して受講することにより、大学生とし ての自覚を高めることができました。同時に、体育会ワンダーフォーゲル部の活動にも必死で打ち込み、あのときの大自然(山)との対峙経験が、現在の研究生 活を支えてくれていると確信します。大学生として自らの生き方を探し求めていた4年間を懐かしく思い出します。今回の受賞を機に、私の研究活動が大学生の 皆様に少しでもお役に立てますよう、微力を尽くしたいと思います。

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