〔プレスリリース〕植物の環境適応の過程で 「水を取るか、病害菌から身を守るか」 決め手となった仕組みを解明

研究成果 2017/05/29

 東京農業大学は、世界各地から採取したシロイヌナズナを用いて、自然界において植物が様々な環境に適応する過程で、浸透圧(水分欠乏)耐性を取るか病害抵抗性を取るか、その決め手となっている遺伝子を発見しました。これは、東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の太治輝昭教授らが奈良先端科学技術大学院大学・千葉大学・理化学研究所など他機関との共同研究によって得られた成果です。

 今回の研究成果は、科学雑誌「Nature Plants」(オンライン版 ロンドン時間5月26日16:00、日本時間5月27日0:00)に掲載されました。

主な参加研究者

  • 東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科
    研究代表者 太治輝昭教授
    有賀裕剛(当時 博士後期課程)、香取拓氏、林隆久教授、坂田洋一教授
  • 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
    西條雄介准教授、平瀬大志(博士後期課程)、田島由理特任助教
  • 千葉大学大学院理学研究院生物学研究部門
    土松隆志准教授
  • マックスプランク植物育種学研究所(ドイツ)
    Maarten Koorneef(ディレクター), Jane E Parker(グループリーダー)
  • 理化学研究所バイオリソースセンター
    小林正智室長、井内聖研究員
  • 理化学研究所環境資源科学研究センター
    篠崎一雄センター長、榊原均グループディレクター

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