イベント報告 2025/08/19
8月7日(木曜日)、マテリアル研究プラットフォームセンター(以下、CMP)にて、大阪大学部局横断型女性技術職員ネットワーク(通称:女技)主催のサイエンスイベントを、全国の大学・高専機関と連携して共催しました。
本学は2021年度より本イベントに参加しており、今年度で5回目の参加となります。今年度は全国から11機関が参加し、合計74組(148名)の参加がありました。
オンサイト会場は、本学を含む5機関で開催されました。本学会場では、募集人数14組(28名)に対し、57組(114名)の応募があり、厳正なる抽選の結果、当選した14組を対象にイベントを実施しました。
当日は、CMP兼任の技術職員9名(うち男性6名)、技術補佐員3名、生命科学研究基盤センター(以下LiSCo)兼任の技術職員2名の計14名が、講師および運営として携わりました。
本イベントは2部構成で実施されました。
第1部では、全国の子どもサイエンス会場とオンラインでつながり、工作キットを使って分光筒を作成しました。完成した分光筒を用いて、蛍光灯やLED、ネオンランプなどの光を観察し、それぞれの光源によるスペクトルの違いを記録・考察・研究報告することで、参加者に研究者としての体験をしてもらいました。
また、オンライン配信では、物質創成科学領域・光反応分子化学研究室による研究紹介も行われました。
第2部では、LiSCoでの研究紹介と、CMPが所有する機器分析装置の見学を実施しました。
参加対象が小学3・4年生であったため、光の性質についてできるだけわかりやすく説明し、大学院での研究にも話題をつなげることで、参加者・保護者ともに大変好評のうちに終了しました。
本イベントは、小学生に科学や研究への興味を持ってもらうことを目的とするとともに、保護者を含む地域のステークホルダーに対して、本学技術職員の活動を知ってもらう貴重な機会ともなりました。