10月9日（木曜日）、国家研究イノベーション庁（BRIN）のEdy Giri Rachman Putra副長官、Yudhi Nugraha氏、Iqbal Maulana氏が本学を訪問しました。本学からは、塩﨑一裕学長、太田淳国際担当理事・副学長、真木寿治国際連携・人材開発推進機構・副機構長、別所康全インドネシアオフィス長、Chek Min Feyバイオサイエンス領域・助教が出迎えました。

　はじめに、塩﨑学長から歓迎の挨拶があり、昨年の本学のBRIN訪問以降、活発なディスカッションを重ねて交流の基盤を整えてきたこと、そして今回の学術交流協定への調印を機に、交流の幅がさらに拡大することを期待している旨が述べられました。

　続いて、Edy副長官からは、ノーベル賞受賞者を輩出してきた日本の科学技術分野との連携強化が、インドネシアにとっていかに重要であるかが強調されるとともに、本学とこれまで築いてきた交流の基盤が、今回の調印を契機としてさらに発展することへの期待が示されました。

　双方による機関紹介の後、今後の交流に向けた活発な議論が交わされ、本学卒業生でもあるBRIN・Yudhi氏の活躍を例に、インドネシア出身の本学修了生がインドネシア各地で研究者として活躍し、卒業後も本学研究者と共同研究で協力関係を継続するなど、これまでの繋がりを更に深めつつ交流を拡大していくことの重要性が確認されました。その後、Edy副長官及び塩﨑学長は学術交流協定の覚書に署名しました。

　一行はその後、バイオサイエンス領域の施設・研究室を見学し、インドネシア留学生との懇談会では、本学教員及び学生との間で活発な意見交換が行われました。

　今回の訪問を機に、本学とBRINの更なる連携強化が期待されます。