従来の学問の専門分野の壁を取り払い、革新的な方向に柔軟に対応できる教育研究を

先端科学技術研究科長
小笠原 司

 奈良先端科学技術大学院大学は1991年に情報科学研究科、翌年にバイオサイエンス研究科、さらに、1996年に物質創成科学研究科が設置され、以来3研究科の体制で教育研究に取り組んで来ました。しかしながら、近年の先端科学技術の進展、融合領域の発展には我々の想像以上のものがあります。このような変革の時代に柔軟に対応できる体制となるために、本学は3研究科を「先端科学技術研究科」に統合することになり、2018年4月より初代研究科長を拝命しました。

 新研究科では、従来の科学技術の延長線上にない革新的な研究、専門分野の壁を取り払った研究領域の融合化に取り組みます。7つの教育プログラムによるさまざまな専門性を持つ学生の教育を行います。従来の本学が取り組んできた3つの学問分野の基礎となる情報理工学、バイオサイエンス、物質理工学の教育プログラムのほかに、融合領域での高度な技術者養成を目指した4つの融合プログラムとして、情報生命科学、バイオナノ理工学、知能社会創成科学、それにデータサイエンスの教育プログラムが設置され、多様な人材の育成に取り組みます。

 従来に増して産官学連携、国際連携に積極的に取り組みます。大学院大学の特色を生かしつつ、「最先端を走り続ける」を念頭に教育研究に邁進する覚悟です。先端科学技術研究科の今後の活動にご理解ご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

2018年4月1日
先端科学技術研究科長 小笠原 司