第26回 NAIST産学連携フォーラム『限りなき未知への探求~最先端は奈良先端大から~』

2012/02/22

【日時】2012年2月27日(月)15:00~17:00

【場所】関西経済連合会 29階会議室
(大阪市北区中之島6丁目2-27 中之島センタービル)

【目的】先端的な研究成果や独創的な研究を紹介し、産学連携の方向を探るとともに、研究者・技術者及び学生等の交流を図る

【プログラム】
・挨   拶(15:00~15:20)
 奈良先端科学技術大学院大学  理事・副学長 新名 惇彦
・講   演(15:20~17:00)
「LSIのフィールド高信頼化設計」          
 情報科学研究科 教授  井上 美智子
「細胞内情報伝達経路とヒト疾患-酵母分子遺伝学からのアプローチ」
 バイオサイエンス研究科 教授  塩﨑 一裕
「ホルムアルデヒドを炭素資源とした新規合成反応」
 物質創成科学研究科 准教授  森本 積

【主催】国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
    公益財団法人奈良先端科学技術大学院大学支援財団
    公益社団法人関西経済連合会

【協力】財団法人 関西文化学術研究都市推進機構 新産業創出交流センター
 
<フォーラム講演要旨>

○「LSIのフィールド高信頼化設計」          
 情報科学研究科 教授  井上 美智子

高 度情報社会の発展にはVLSIといった半導体製品の進化が欠かせないが、製造プロセスの微細化が進み、経年劣化やソフトエラーなどVLSIの信頼性に関す る新たな問題が懸念されている。本講演では、VLSIに自ら劣化を検知して誤動作による障害を未然に防ぐメカニズムを組み入れることで、ユーザにとって安 全・安心なシステムを提供するVLSIの高信頼化設計に関する研究を紹介する。

○「細胞内情報伝達経路とヒト疾患-酵母分子遺伝学からのアプローチ」
 バイオサイエンス研究科 教授  塩﨑 一裕

ゲ ノム計画によってヒトが持つ遺伝子のリストは明らかになったが、それら遺伝子が細胞内で作り上げる複雑な回路網の同定は今後の課題である。特に、細胞の増 殖や代謝を制御する情報伝達経路の解明はその不調によって引き起こされる疾患の診断・治療に新しい道を開くと期待される。当研究室では酵母をモデル系とし て、糖尿病やガンと関わりの深いTOR(Target of Rapamycin)経路の解析を行っており、その成果を紹介する。

○「ホルムアルデヒドを炭素資源とした新規合成反応」
 物質創成科学研究科 准教授 森本 積

ホ ルムアルデヒドは重要な有機工業基幹原料の一つであり、これまでフェノール樹脂やメラミン樹脂などの樹脂合成、また、ペンタエリスリトールなどの多価アル コール合成に炭素源として利用されてきた。我々の研究グループでは、この重要炭素資源の合成化学的な新規合成法を開発することを目的として研究を進めてき た。本講演では、我々が開発した、遷移金属の触媒作用により、ホルムアルデヒドをあたかも一酸化炭素のように利用する合成手法について述べる。

【本プレスリリースに関する問合せ先】
奈良先端科学技術大学院大学 教育研究支援部研究協力課 産官学推進係
氏名 近藤 裕
TEL 0743-72-5930    FAX 0743-72-5015
E-mail k-sangaku@ad.naist.jp

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