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新着情報

国際FDセミナー開催及び英語講義の外部評価を実施

 本学では教職員のグローバル対応力を高めるため、スーパーグローバル大学創成支援事業構想に基づき海外FD 研修を2009年より毎年実施しています。2019年度は、新たな取り組みとして、9月30日にカリフォルニア大学デービス校からアブラム・ジョーンズ氏を講師として招き、国際FDセミナー「理系授業における学生中心型教授法(SCT)と課題解決型学習(PBL)の導入」を開催し、本学教職員や将来アカデミアでのキャリアを検討している学生約30名が本セミナーに参加しました。このセミナーではSCTとPBLを用いた理系における講義の成功事例を検証しながら、これらの教授法の新たな可能性についての講演が行われ、参加者との間で活発な質問・意見交換が行われました。
 また、10月2日と3日の両日には、今年11月にUC Davis校でのFD研修に参加を予定している4名の本学教員(情報科学領域所属のアミン准教授、ホン助教、高橋助教、ドゥドゥ助教)を対象に同講師による英語講義の外部評価を実施しました。この外部評価では本学教員の英語授業を記録した動画及び先述の国際FDセミナーの動画を基に同講師及び参加教員で講評及び意見交換を行い、効果的な教授方法に向けて新たな発見を行うとともに、PBL教育を前提としたシラバス作成を参加教員全員が協力して取り組むなどのグループワークも実施しました。
 今回の国際FDセミナー及び英語講義の外部評価は本学教育推進機構が主催して実施(川市教育推進部門長と嶋本教育連携部門UEAの企画により実現)したもので、今後も同機構が中心となり、更なる英語講義に関する授業法の改善や、PBLやグローバル化に対応したシラバスの充実などの教育支援活動を推進していきます。

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国際セミナーの様子

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海外FD研修参加者の授業についてディスカッション

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PBL授業のシラバス作成