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活動実績
2019年度の活動実績
■一斉臨時休業期間における一時託児を実施しました
2020/3/31

新型コロナウイルスによる学校の一斉休校等によりお子さんの預け先がない教職員・学生を対象に、2020/3/6~23の期間、大学敷地内にある 一時託児室「託児室せんたん」で託児を実施しました。お預かりした延べ35名の子どもたちは、託児室にあるレゴや人生ゲーム、構内グラウンドでのボール遊びやお散歩をして楽しく過ごしました。

 
■教職員向け一時託児を実施しました
2020/2/22

オープンキャンパスの運営に携わる教職員・学生を対象に、大学敷地内にある 一時託児室「託児室せんたん」で託児を実施しました。お預かりした5名の子 どもたちは、お人形遊びや工作をして楽しく過ごしました。

お人形遊びや工作の作品の写真
 
■託児室「せんたん」の見学会を実施しました
2019/11/28

本学の託児室「せんたん」は今年10月にリニューアルオープンしました。そこで、どんなお部屋が知っていただく機会として、学内者限定の見学会を開きました。7名の方にお越しいただき、子どもたちが元気に過ごす託児スペース、お昼寝のときに静かに過ごす休養室、ベビーシッターの方の休憩等のためのフリースペース、キッチンや浴室、防災や救急対応のための設備等を見学いただきました。

前半の時間帯には、職員宿舎にお住まいのご家族数組とも交流をして、子どものいる留学生家族が抱えている課題や、初めて子どもを授かった職員とその家族の支援の必要性等、小さな子どもをもつ学生や職員の現状について教えていただきました。

託児室「せんたん」は、職員宿舎にお住まいの教職員にとっては住居にも職場にも抜群のアクセスですし、遠方から通勤している教職員にとっても、通常保育が使えずに職場に連れてきた際に、保育者と子どもが安心安全に過ごせるスペースとなっています。ぜひ多くの方にご活用いただければと思います。

託児室せんたん見学会の案内板の写真

職員宿舎にお住まいのご家族数組との交流の様子
 
■オープンキャンパスに親子スペース設置&教職員向け一時託児を実施しました
2019/11/10

地域向けオープンキャンパスでは4年目の取り組みとなる、親子スペース(授乳・ おむつ替え)を大学会館1階に設置しました。10時のオープン前からたくさんの 親子連れに利用いただきました。また、今年より各研究領域棟1階やミレニアム ホール等の各トイレ内にベビーチェアやベビーシートを設置しましたので、安心 して各体験プログラムを楽しんでいただけたのではないかと思います。

また、学内の一時託児室にて、教職員向けの無料託児も実施しました。お預かり した子どもたちは、高山サイエンスプラザまでお散歩に行ってミニ鉄道に乗った り、ドングリを拾ったり、託児室ではお絵かきをしたりして楽しく過ごしました。

オープンキャンパス2019親子スペースの様子(

お絵かきの作品の写真
 
■第12回奈良先端大男女共同参画推進セミナー「データが描くこれからの男女共同参画」を開催しました
2019/10/4

10月4日(金)、物質創成科学領域と男女共同参画室との共催により物質創成科学棟大講義室において、セミナー「データが描くこれからの男女共同参画」を開催し、外部からの参加者も含め44名の出席がありました。

太田淳物質創成科学領域長による趣旨説明および開催挨拶の後、上瀧恵里子氏(九州大学 男女共同参画推進室教授)、三枝麻由美氏(名古屋大学 男女共同参画センター 准教授)、藤原綾乃氏(文部科学省 科学技術・学術政策研究所 第2調査研究グループ 主任研究官)による講演が行われました。

上瀧氏は、「男女別論文業績分析から見えてきた課題-九州大学の事例を基に」と題して、教員公募の際に女性の候補者に積極的なアプライの機会を提供する、教員採用・養成システム(KASOKU Program)の取り組み、同システムにより雇用された女性教員の論文業績分析結果とライフイベント分析結果を報告されました。ご講演を通して、業績を定量的に評価することで昇格の遅れや他大学への転出を避ける努力が必要であること、テニュア教員として安心して出産・育児のできる環境が研究との両立を可能にすることを示されました。

三枝氏は「データから見る名古屋大学の男女共同参画の現状」と題して、名古屋大学に在籍する女性の承継教員比率や応募者比率の推移、工学研究科の在籍/採用比率等の課題についてご講演され、理学研究科において約10年間で在籍率が飛躍的に伸びたのは、分野に縛られない人事により女性の応募者数が増加したこと等に要因があるとされました。また、管理職比率の増大に向けた取り組みとして、2019年5月に教育研究評議会の委員の2割を女性とする学内規程を定めたこともご紹介いただきました。

藤原氏は「データ分析で見るアカデミア人材の多様化の現状と課題」と題して、教授昇進に影響を与える研究業績、社会的要素、経験的要素の分析結果(教授昇進確率が、女性は男性と比較して、人文社会系20%、理工系50%、医学・生物系30%低い等)、研究発表の空白期間が教授昇進に与える影響の分析結果(キャリア開始5年間に継続的に研究業績を積み上げること、キャリア開始20~30年の期間も成果を維持することが教授昇進に影響を与える等)についてご報告いただきました。

参加者からは「データとして現状を明らかにすることが状況を動かすのにとても重要だと感じた」「無意識のバイアスが働くことが興味深かった。データを示して、偏見を正す努力がいっそう大事だと思った」との感想が寄せられました。

データが描くこれからの男女共同参画セミナー壇上の様子1



データが描くこれからの男女共同参画セミナー壇上の様子2

データが描くこれからの男女共同参画セミナー壇上の様子3

データが描くこれからの男女共同参画セミナーのオーディエンスの写真
 
■進路で人生どう変わる? 理系で広がる私の未来2019 に参加しました
2019/6/8

2019年6月8日(土)、科学技術振興機構東京本部別館 (東京 都)にて開催された 「進路で人生どう変わる? 理系で広がる私の未来2019」(主催:内閣府、文部科 学省、科学技術振興機構)に参加しました。

本イベントは、理工系分野に興味がある女子中高生・女子学生が、将来の自分を イメージして進路選択(チャレンジ)することを応援する「理工チャレ ンジ(リコチャレ)」という取組の一環で、女子中高生とその保護者・教員を対象 に開催されました。

本学はブース出展をおこない、大学紹介のポスター展示のほか、女子大学院生の 研究生活紹介・大学案内・入学案内・参画室のニュースレター等の資料とノベル ティの配布を行いました。

17あった出展ブースのなかには、高校生向けのロボティック世界大会出場チームを支援している企業によるものもあり、本ブースでは、 ボランティアとしてチームをサポートしておられる本学修了生 にお会いすることができました。

本イベントを通して、上記チームのメンバーはもちろん、たくさんの高校生と保護者に、本学の研究環境について 知っていただくことができました。

科学技術振興機構東京本部別館にてブース出展の様子



たくさんの高校生と保護者や教員の写真
 
■オープンキャンパスにて一時託児を実施しました
2019/5/18

オープンキャンパスの運営に携わる教職員・学生を対象に、大学敷地内にある一時託児室「託児室せんたん」で無料託児サービスを実施しました。お預かりした6名の子どもたちは、工作をしたり、託児室にあるおままごとや電車のおもちゃで遊んだりして、楽しく過ごしました。

また、来場者に配布されるパンフレット「NAISTの歩き方」に本学の女子大学院生の研究生活を紹介するwebページ(下記)の案内を掲載していただきました。
https://www.naist.jp/gender/contents/message/student/index.html

オープンキャンパス2019にて託児室でのおままごとの様子

お子さまたちの工作作品の写真