組織的な大学院教育改革推進プログラム(平成20年度までは「大学院教育改革支援プログラム」)
「組織的な大学院教育改革推進プログラム」(平成19年度、平成20年度の事業名称「大学院教育改革支援プログラム」から変更)は、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化及びこれを通じた国際的教育環境の醸成を図ることを目的として、平成19年度から実施しています。
本学では、平成19年度に情報科学研究科、バイオサイエンス研究科のプログラムが、平成21年度に物質創成科学研究科のプログラムが採択されました。
また、補助期間終了後に行われた事後評価においては、情報科学研究科、バイオサイエンス研究科及び物質創成科学研究科のいずれも最高評価を受けました。
それぞれの教育プログラムの概要は以下のとおりです。
情報科学研究科
情報科学研究科 教育プログラムの概要及び採択理由
並びに事後評価結果(日本学術振興会ホームページ)
- プログラムの名称:「創造力と国際競争力を育む情報科学教育コア」
(平成19年度~平成21年度) - 分野:理工農系
- 研究科名:情報科学研究科
コアカリキュラムの充実
- 授業アーカイヴシステムにより多様な形態のカリキュラム学習を促進
アドバンストプロジェクトの促進
- 学生の自主性に基づくプロジェクト型教育を実施し、リーダー的な研究者の育成、研究立案・推進能力の養成
- 学生の長期・短期海外派遣など、国際化教育を推進し、国際感覚と競争力のある人材を育成
- 教育連携講座へ学生を長期派遣する高度インターンシップの実施
- 地域社会貢献教育を体系化したアカデミックボランティア教育の実施し、倫理観を越えた"社会的責任感"を育成
しなやかな教育基盤の維持と向上
- 授業FDと研究指導FDへの新たな取組みにより研究指導の方法論を共有・改善
詳細については以下の情報科学研究科ホームページをご覧ください。
「大学院教育改革推進プログラム」 -創造力と国際競争力を育む情報科学教育コア-
バイオサイエンス研究科
バイオサイエンス研究科 教育プログラムの概要及び採択理由
並びに事後評価結果(日本学術振興会ホームページ)
- プログラムの名称:「2コース制によるバイオ人材育成プログラム」
(平成19年度~平成21年度) - 分野:理工農系
- 研究科名:バイオサイエンス研究科
キャリアパス形成の助けとなる講義・演習の導入
- 修了後の明確なビジョンと修学目的意識を持たせ、主体的に研究を企画・遂行できる人材を育成
電子教育カルテの導入による研究指導体制の透明性と実効性の促進
- 2年コースにも複数のアドバイザー教員による修士論文研究の定期的評価とアドバイスを導入し、質の高い研究を行える人材を育成
教員のスキルアップと効率的な教育課程管理の構築
- 実質的な大学院教育の組織的取り組みと、講座での先端的研究の推進を両立
詳細については以下のバイオサイエンス研究科ホームページをご覧ください。
「大学院教育改革推進プログラム」 -2コース制によるバイオ人材育成プログラム--
物質創成科学研究科
物質創成科学研究科 教育プログラムの概要及び採択理由
並びに事後評価結果(日本学術振興会ホームページ)
- プログラムの名称:「新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成」
(平成21年度~平成23年度) - 分野:理工農系
- 研究科名:物質創成科学研究科
自学・自修の精神を養うプログラムの整備
- 学生が主体となって企画立案した国際セミナーの開催
- 競争的研究支援制度を推進し、優れた研究提案に対して研究費の支援
- 分野横断型研究会を学生が主体となって開催
教育のプロセス管理の高度化
- 複数指導教員制(スーパーバイザーボード)の充実
- 基礎から応用にわたる幅広い講義の履修を義務付け、コース毎に履修すべき科目を設定
詳細については以下の物質創成科学研究科ホームページをご覧ください。
「組織的な大学院教育改革推進プログラム」 -新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成-
- ◆組織的な大学院教育改革推進プログラムの詳細については、以下の日本学術振興会ホームページをご覧ください。